耐えられない存在の軽さ

日々の労働を認められて、一歩前に進めそうな時だとか、思い返せば結婚する時も、暗い自分の過去が押し寄せてくる 両親に愛されなかったという事実 私の人生の殆どを鬱状態で過ごしていたという事実 受けた教育、受けられなかった教育について 何もかもが私…

隣の芝生

いとこの家の匂いが好きだった 清潔な洗濯物の匂いのような感じがして、そこには穏やかな生活があった 我が家は機能不全家族だった 自分の家の匂いが嫌いだった 父親の体臭だろうかと思っていたが家族から出るストレス臭だったのではないかと今になって思う …

4/4 書き起こし

調子が良かった日。起きて、外に出たくてスーパーへ行ってクッキーを作った。 それからANEMONEを観て泣いた。コンビニへ行ってコーヒーが美味しかった。 何も特別なことは無かったが何もかもに満足していた。 私は今日、躁なのだと思った。思っていた。 だけ…

活力持て余し

今日は楽しかったんだ 好きなことしてパチンコ勝って大好きなマック食べてさ こんなに楽しいこと滅多になくて沢山ツイートもしたんだけどなんか物足りないから日記でも書こうとコレを開いてみたんだけど私って本当に、鬱の時にしか日記を書いて来なかったん…

文才へ

思い返すのはいつだろう いつでも私は不幸だった 過去に囚われ、罵倒と嫌悪にまみれてそれらはイバラのように纏わり付き、毒が身体に回るのだ いつだって自信がなく、やりたいこともなく、ただこのまま、何もないまま、少女のまま朽ちていきたかった それで…

2020.4.27 日記より

令和、コロナ、とんでもない時代。全世界ひきこもり時代。病気、治らない。 スロットするカスになった。もはや私はヒモ。レオン見ようとして四半も経たないうちに辛くなって見るのやめた。活字が読めない。少しの感動すら心がもたない。リスカしてない。そろ…

キャスター

昔と変わってしまった私を見て、昔の私がいなくなったことを悲しむ人に会いたいし、今の私を褒められたい 夫婦仲がいいね、いい夫婦だねって言われたいけどいい女だと見惚れられたい 結婚をしてからというもの、読者も日記も疎かになった 世界の全てを拒絶し…

サブカル女の死

芸術性の高いもの、いわゆるサブカル味のあるもの、サブカルが好きそうなものに触れると涙が出てくる。 それらが好きだった頃、それらを摂取していた頃、私は若かった。若いことは素晴らしかった。そのことに大多数が気づかないように私も気づかなかった。取…

見てないよゲリオン

エヴァンゲリオンに旬なんてないと思ってたけどツイッター見てる限り今が正に!という空気感がムンムン伝わってきてなんか焦ってしまう わたしはもう少し後で見ると思う 絶対に映画館で見たいということは決まっているからあとは日にちを決めるだけ 私のエヴ…

1人になりたかったからネカフェ避難民

旦那との共同生活さえも無理な日になったからネカフェに来て酒飲んでる 家には頓服が沢山あるから飲まないように持ってこなかった 精神が無理になった理由は明確には分からないけれど最近自律神経がバグってるからそのせいだと思う 自律神経の調子が悪いから…

両親の葬式を妄想する日がある

心のざわつくニュースばかりだと感じるのは結局そういうものばかり覚えているからなのだろう 都会にイノシシも出ていれば各地で地震があったというニュースだって見たはずだ 私は忘れたいニュースばかり忘れられないだけなのだ 親が子を殺める、幼児虐待死、…

映画ジョーカー 感想

※極力ネタバレはしないけど、気になってて事前情報を入れたくない人は見終わってからまた来てね 初めて1人で映画を観に行った 映画館が家からとても近くて引っ越し当初からやってみたいな〜なんて思って早1年半以上過ぎた こういうきっかけってノリとタイミ…

日記

珍しく朝目が覚めてベランダに出て日の光を浴びた。梅雨に入ってから、湿気で死ぬ日か夏のような日の2択なのでどちらもしんどいが朝日を浴びることはわるくなかった。 二の足を踏んでいた洗濯を済ませ適当に着替えて旦那とパチンコ屋に行った。4万と1000円消…

顔の話

昔の私は重度の醜形恐怖症だった。 鏡を見て思うことは「これは人間の顔なのか」「街を歩けるのだろうか」ばかり思っていた。 目の形や顔のパーツを変えたいと思う段階にすら至らなかった。 顔で笑いを取れる芸人が羨ましかった。私は「笑えないブス」だと思…

少女性について 雑記

なりたかったものがあった。 見た目は少女でありながら文豪のような威厳を持つ老紳士。ウェリントンの眼鏡と紙タバコが似合い、原稿用紙に殴り書きと落書きをする。 生きる純文学になりたかった。 素敵だと思う何もかもを、ちぐはぐだと分かっていながらも融…

賞味期限切れ さん

私は何故人が怖いのに接客業を続けているのか、それは明白で、愛嬌を作ることしか出来ない女だからである。 しかしそれさえも無くなってしまったらどうだろう。 職の見つからない引きこもりでいるしかない。 甘えではない。職が見つからないのだから。 どち…

賞味期限切れ に

濃くなりゆく化粧 見開かない目 若さと老いの境界線に立っている この均衡を死ぬまで保つのだろうか、早く死にたい。老けて醜くなって行くのとてもこわい。 美に執着するというか、身体の老化現象のせいで周りに鈍感になって道を塞いだりするような醜い人に…

賞味期限切れ いち

現実はツイッターのなかでいいじゃないお金にはならないし食べて行けないけれど 現実味、現実感というものが最早分からなくなってしまった 思えば精神科医に「本当の自分なんて無いから考えない方がいいよ」って言われてからもう分からなくなった 親は毒にな…

詩なんかもう書けない気がした

私の不幸を無駄にしたくないと思った。 同じ不幸なんて世の中にごまんとある、共感を産むなら何かが変わるものかしら、受け手の気持ちは分からない。 誰が受け取るかもこちら側からは選べない。 ねえそんな事より 私は、 私が、 私、 私ってば、 こんな文章…

寄生嫁

旦那の世話をしている。 妻になってようやく手を出せるようになったソレがとても楽しく背徳感を覚える。 この前初めて出張の荷造りをしていた時ああこの人は妻が選んだシャツを着て仕事場に行くのだなフフフと思ってから、もっと凝って送り出せばよかったと…

不幸って沼

わざわざ嘆く程でもないの。 日常はすこしの不満と怠惰で出来ていて、わたしは驚くほど動かない。 ただ激情することが無くなったし、喫煙者って程吸ってもいないし、ストロングゼロで泥酔というよりは甘い缶チューハイでゆるふわっと酔っている、みたいなそ…

完全に薬が足りない 毎日過呼吸になることを阻止できない 仮に私が今ここで自殺したとしても今まで通っていた心療内科のせいでもなく社会のせいでもなく自己責任で終わってしまうのだろうなあ 薬が足りなくてもろくに話を聞いてくれなくても成り立つ心療内科…

トリップしても憂鬱しかないという話

あんまり創作物に浸っていると気持ちが悪くなる。 自分の姿が見えなくなる、自分はただ画面の外から傍観して、知らぬ間に過去の思い出したってしょうもないこと思い出してそれに引きずられて、現在なんて無くなる。 おそらく憂いという感情はわたしから消え…

ああ気持ち悪い身体なんて無くなってしまえばいい 名前を持っているということが、私として動かなければならないことが、煩わしくて仕様がない 寝ても覚めても輪郭からは逃れられなくって、書籍は背表紙だけで何も残せない私を責めるし 1人で生きていきたい…

ヨノナカカネ

私にとって家族とやらは八つ当たりの対象であった。反抗期という名のそれで処理された私の怒りは間違った形であってもないものとされ、ただ疎ましがられた。 大人になって今、私の八つ当たりは正当な反抗であったのかも知れないという仮説が立てられ、私はす…

追記すると

ラリってねーです むしろここ1ヶ月のうちで1番調子いいくらいだわ。 ただ眠れないだけ。頑張って寝ようとしても頭痛くなるのが嫌だから薬は追加してみたけれど、でもラリってないもん。 別段何か強く思ったこともなくて、だからただの文章の羅列でしかない。…

酒にも酔えない

自分の輪郭すらどんなんだか、どうなりたいんだか意識が回らないが肉体は滅びないどころか適度に贅肉がつき、ああこれは健康的と言っても間違いではない。 わたしは未だ人間である。 人生は思い通りに行かない。行くわけがない。人生が思い通りにならないと…

「この傷も好き」って言わせるクズです

健常者の言う「あー仕事辞めてえー(辞めない)」程度の愚痴感覚で「あー人生無理〜寿命もうイラネー」ってすぐ言うから彼氏を号泣させてしまったそして「泣いてごめん」って謝られてしまった わたしは彼を抱きしめて撫でながら俯瞰でああこれ私のせいで傷つい…

文学界ポプテピピック論

書くと言ったら書くよ アニメポプテピピック大好きで2話までループしまくって再放送含め10回視聴はザラなのですがね、さすが覇権ですよ。お金かかってるんだからかかってないんだかは知らんけれど あと各方面より怒られるのかも知らんけどねえ あれ○○の丸パ…

あたしの物語は諦観からはじまる。 所在もわからないのに存在だけはしている身体は何を求めているのかも分からずただただ幸福という二文字に思いを馳せ、なんとなくきらびやかなものを欲する。何かに羨望しているのだと思う。ただ、欲しいものは地位でも名誉…