寄生嫁

旦那の世話をしている。

妻になってようやく手を出せるようになったソレがとても楽しく背徳感を覚える。

この前初めて出張の荷造りをしていた時ああこの人は妻が選んだシャツを着て仕事場に行くのだなフフフと思ってから、もっと凝って送り出せばよかったと不完全燃焼というのだろうか、今新しいネクタイを探しているところ。

 

職業柄普段スーツを着ることがないのでスーツ旦那ジャンルはレアなのですよ。

そこに今からお金をかけても良いのだろうか、お金をかけたいのですが…家内財政管理との葛藤がありネットショップを見るに留まっている。

 

さて、たまに旦那の服を見繕うこともあり、炊事はわたしの仕事なのでどうしても旦那の嗜好中心に推測し提案をいくつか準備するのだけれど、それはとても充実しているのだけれど、これ母親がやるやつで子供世代はウザがられるやつやんと気付いてしまって。

 

何故ウザがられるかってのは簡単で、日々の生活と母親からの提案にズレがあり子供側からしたらどうにか工夫しないと使えないものを貰う羽目になるからなんですよね。ドンピシャ使えるもの貰えればそりゃ楽ですわ。

 

ひとまず一緒に生活している妻が旦那に許可取りながら動く分には全く問題はないのだけど、わたし今これしか無いのよね。仕事、というか、人生でああ役に立ってるなって事が。

旦那に喜んで貰いたいが為に動いている。

それ以外はさっぱり。見返りがないもので。

 

仕事嫌いの旦那に「あなたは仕事があるじゃない。出世して行くし新しい仕事をすることになるわ。」と酷いことを言ったのを覚えている。

わたしはパート。新しく仕事を覚えても給料は上がらない。上がったとしたら若干出勤数が減る。

毎月の限度がある、どうしても向上心なんて生まれる訳がないじゃないか。

 

旦那の世話、旦那の管理が悪いとは言わない。

でもわたしが今それだけに縋っていることが、これから先が怖くてキモチワルイなあって思っている。

 

新しく何を見つければいい?

趣味?ばかばかしい。

やりたい仕事なんてない。

結婚した身、地域も限られるし、身体弱いから職種も狭まってくる。嫌だ嫌だ。

 

結婚したとはいえ1人で生きていく感覚だけは保っておかないといけないのにな。

めんどくさいな。

人生失踪シリーズやりたいな。

 

結局仕事にも繋がらないツイッターでくだ巻く日々しかありませんでしたって喜劇ですか悲劇ですか、道化でしょうね。

 

ツイッターでは「何で嫁が旦那の世話しなきゃいけないの!?」って意見が多く「嫁は旦那のお手伝いさんじゃない」っていう意見が多いけれど、旦那のお手伝いさん喜んでやってるのよ、まあ強制されていないから気分でやらない時もあるし。

どちらにせよやりすぎは怖いというお話。

わたしこのまま行くと旦那の世話以外に生き甲斐が無くなって旦那は1人で何も出来なくなって共依存させちゃうことになるじゃん。

ってね