2019-01-01から1年間の記事一覧

両親の葬式を妄想する日がある

心のざわつくニュースばかりだと感じるのは結局そういうものばかり覚えているからなのだろう 都会にイノシシも出ていれば各地で地震があったというニュースだって見たはずだ 私は忘れたいニュースばかり忘れられないだけなのだ 親が子を殺める、幼児虐待死、…

映画ジョーカー 感想

※極力ネタバレはしないけど、気になってて事前情報を入れたくない人は見終わってからまた来てね 初めて1人で映画を観に行った 映画館が家からとても近くて引っ越し当初からやってみたいな〜なんて思って早1年半以上過ぎた こういうきっかけってノリとタイミ…

日記

珍しく朝目が覚めてベランダに出て日の光を浴びた。梅雨に入ってから、湿気で死ぬ日か夏のような日の2択なのでどちらもしんどいが朝日を浴びることはわるくなかった。 二の足を踏んでいた洗濯を済ませ適当に着替えて旦那とパチンコ屋に行った。4万と1000円消…

顔の話

昔の私は重度の醜形恐怖症だった。 鏡を見て思うことは「これは人間の顔なのか」「街を歩けるのだろうか」ばかり思っていた。 目の形や顔のパーツを変えたいと思う段階にすら至らなかった。 顔で笑いを取れる芸人が羨ましかった。私は「笑えないブス」だと思…

少女性について 雑記

なりたかったものがあった。 見た目は少女でありながら文豪のような威厳を持つ老紳士。ウェリントンの眼鏡と紙タバコが似合い、原稿用紙に殴り書きと落書きをする。 生きる純文学になりたかった。 素敵だと思う何もかもを、ちぐはぐだと分かっていながらも融…

賞味期限切れ さん

私は何故人が怖いのに接客業を続けているのか、それは明白で、愛嬌を作ることしか出来ない女だからである。 しかしそれさえも無くなってしまったらどうだろう。 職の見つからない引きこもりでいるしかない。 甘えではない。職が見つからないのだから。 どち…

賞味期限切れ に

濃くなりゆく化粧 見開かない目 若さと老いの境界線に立っている この均衡を死ぬまで保つのだろうか、早く死にたい。老けて醜くなって行くのとてもこわい。 美に執着するというか、身体の老化現象のせいで周りに鈍感になって道を塞いだりするような醜い人に…

賞味期限切れ いち

現実はツイッターのなかでいいじゃないお金にはならないし食べて行けないけれど 現実味、現実感というものが最早分からなくなってしまった 思えば精神科医に「本当の自分なんて無いから考えない方がいいよ」って言われてからもう分からなくなった 親は毒にな…